13話「お金と仕事の関係 その1」

「お金と仕事」について書く前に、今回は「お小遣いのポリシー」について書いてみたいと思います。
夫婦間のお小遣いの目安は、手取額の10%位を目安にすると良いと思います。今回は、主に子供のお小遣いについて書いてみます。


子供のお小遣い、いろいろなパターン


家庭によって色々なポリシー(ルール)があると思います。

例えば、

娯楽の本やお菓子等の少額な物に対してお小遣いをもらう。
お小遣いの範囲内でやりくりをする。
大きな金額(自転車等)の物を欲しい時は、お家の方と相談して決める。

よくあるケースだと思います。足りなくなって前借をする人もいれば、上手くお金を貯められる人もいます。

ポイントは、渡すお金の金額です。お家によって金額は違うと思います。子供のお金の器を考えて渡してください。かなり少数な事例ですが、金額が少なすぎて子供が万引きをしてしまう場合や、反対に、金額が大きすぎて友達からカツアゲされてしまう場合もあるかもしれません。

世間のお小遣いの相場を子供に教えてください。その時に、金額が小さい理由や大きい理由を子供へ伝えると良いでしょう。同級生に世間相場位しか貰ってないと言っていれば、トラブルが起こる可能性は低くなります。勿論持っている物(高価なもの)は注意です。

先程の例の逆で、こんなケースもありました。

少額な物(生活必需品、服)は、お家の方へ相談し買ってもらう。
大きな金額のものは、お小遣いを貯めて買う。

大きな金額のものを自分で買うので、節約する事を覚え、物を大切にします。

また、小学生の時はお小遣い0円、子供が特に欲しいものが無い場合は0円というパターンもあります。渡しても最低限の交通費や食事代を渡すくらいです。お手伝いをするとお小遣いを貰えるというケースもありますね。他には、上限なしでなんでも買ってもらえるお家や、アルバイトをしたらお小遣いを減らす場合等、色々なケースがあります。

お家のルールは、色々です。何故その金額なのかを子供と相談し、納得してもらうのが大切です。

以前、『子供へお金(金額は自由)を渡してみてください。その時に2つのルールがあります。自分が喜ぶお金の使い方と自分以外の人が喜ぶお金の使い方をしてみて、その内容を家族で話し合ってみてください。』と提案しました。そのように子供のお金の使い方を訓練させてみるのも良いと思います。

ところで、「お金と仕事」は、非常に密接な関係があります。

仕事で、お金を稼ぐ為にはどの様な働き方をしますか?
仕事は、単なるお金を稼ぐ為のものですか?

仕事に対する考え方と人生観は、一致することが多いです。税理士の仕事をしていると人生観・仕事観をみることがあります。色々あると思いますが、ちょっと考えてみてください。
次回からは本題のお金と仕事の関係について話していきたいと思います!

いつも最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!