2023年、叶えたいことは全て習慣にする

明けましておめでとうございます。冬休みはあっという間に終わり三学期に入りました。習い事尽くしだった夏休みとは違って、今回は自宅での自習と並行してサッカーの練習をしたり、兄妹やお友達と家や公園で遊んだり、思い思いにゆっくり過ごすことができたように思います。末っ子の次女が2歳9ヶ月を迎えて、どんどん手が離れるようになったのが大きく、子供達だけで勝手に遊んでくれています。喧嘩は絶えませんが、例年以上に楽しく実りある冬休みを過ごすことができました。育児歴丸8年。まだまだこれからですが、母親として新米ではない、中堅な年数になって参りました。その中で気付いた学びについて共有させていただきます。


習い事をさせるなら、彼らが日々自主練できるものを


これまで数々の習い事をやらせて参りました。現在二年生の長男は、週5〜6のサッカーに落ち着き、幼稚園年長の長女はサッカー・英会話・バイオリン・ダンス・バレエ・リズムトレーニング・また別の英会話と週6で様々な習い事をしております。結論、手を出し過ぎてしまったと反省しております。長男は毎朝朝練をしており、徹底して基礎を身に付けられておりますが、長女は自主練といえばバイオリンを一日数分しかやっておらず、正直、全てが中途半端な状態です。自宅学習用にZ会も購読しており、毎日何かしら習い事があるため、それぞれの自主練をする余裕がありません。させることもできますが、幼稚園が終わった後はお友達と自由に遊んでほしいですし、習い事が終わって帰宅した後はゆったり過ごさせてあげたいのです。その中で「一度やると決めたものは最後までやり遂げる」として、その最後をどのように判断するか、その過程で何を身に付けさせるのか、迷走しております。自分自身は3歳からピアノを習っておりましたが、大好きだったのもあり、年長からは毎日1時間練習しておりました。年長の時点で「エリーゼのために」を通しで暗譜で弾くことができ、ヤマハのJ専(ジュニア専門コース)に進むことができました。ピティナのコンクールにも出て賞を受賞したこともありました。今も絶対音感は残っており、数回耳にした曲はそれなりに弾けるくらいの耳と腕は残っております。しかし、同時並行で習っていたエレクトーン、スイミング、書道は、それぞれ1〜4年間やっていたものの、自主練は全くしていなかったので、今の自分に残っておりません。ピアノに真っ直ぐに向かう姿勢が自分の中学受験の成功に繋がったと思いますし、二兎追うものは…じゃないですが、長女が来春から小学生になるタイミングで、自主練のできる習い事だけ残したく考えております。

そう思ったきっかけですが、今回W杯で渡航するにあたり、長女と次女は義実家(彼女達にとっては祖父母宅)に3週間お世話になりました。その期間、幼稚園も習い事も全てお休みさせておりました。日々の生活を祖父母とゆったり過ごしていたようです。家では姉妹で遊んだり、折り紙や塗り絵をしたり、義父のウクレレを聞いたり、義母と一緒に編み物でマフラー作りやリリアンをしてみたり、近くの公園で遊んだり、庭で犬と戯れたり、犬のお世話をしたり、一緒に買い物のお手伝いをしたり、義父に読み書きや足し算引き算を教えてもらったり。繰り返しの落ち着いた日々の中で、長女は次女を丁寧に面倒を見るようになり、とても穏やかで優しくなり、落ち着いて帰ってきました。そして、ひらがなカタカナの読み書きと足し算引き算を習得していたのです。この習得に関しては、教えられる相手が祖父だったから(母親といった近い存在ではなかった)というのが大きいと思います。両親が教えるというのは、本人のプライドもあり、非常に難しいことだとも思うのです。とにかく、たった3週間でここまで精神面で変わるかと、本当に驚きました。義両親と両親にもたまにお世話になっておりましたが、楽しく穏やかに過ごさせてくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです…!次女も言葉の数が急激に増えて、たくさん話すようになっておりました。何かを身につけさせたい時、自宅での保護者との触れ合いや学習が全てであり、それができる十分な余白があること。日々習い事で奔走させているのは、ただ忙しく過ごさせているだけで、どれも中途半端で流れて終わっていることに、今更ながら気がついたのです。長女はどの習い事も辞めたくない!と言い張ってはおりますが、本人が楽しい小学校生活を送るためにも精査していこうと思います。


日々に何の意味もない趣味を取り入れて、自分のご機嫌取りをする


次回、キリンチャレンジカップが3月23日に国立競技場で行われます。対戦国は決まっておりませんが、ちょうど春休み中なのと、国立競技場に行けるチャンスなので、ぜひ観に行きたく思っています。次回のW杯は2026年6月なので3年半後。この3年半で何を実現させようとワクワクする反面、前回ロシアからの4年間、英会話など達成できていない目標がありました。次に同じことを繰り返さないためにも、実現したいことは先の自主練ではないですが、全て習慣に取り入れて、結果的に目標を達成できていた、というように持っていこうと思います。早速、ずっと手付かずにいたTOEICの試験を申し込んでみました。試験に向けて日々勉強を重ねております。そして何の意味もない趣味としては、YouTubeの動画鑑賞、ピアノ演奏と、主人と息子が夢中になっているポケモン(スカーレット)です。これらを取り入れることで、自分のご機嫌取りをして日々の充足度も高めていこうと思います。動画鑑賞は日々家事をしながらイヤホンで。ピアノ演奏は自宅の電子ピアノか、長女のバイオリンレッスン中にレッスン室を借りたり、たまたま近くにストリートピアノがあるのでそこで弾いています。ポケモンは夜家事が落ち着いたタイミングで。私がプレイすると既に全クリしている主人と息子が喜んでくれます。英語はとにかく隙間時間で取り入れます。


待ち時間は縄跳び、自分の運動時間に


長男はもうお友達と遊ぶのが楽しい年頃ですが、長女や次女はまだまだ私と遊びたい盛りです。外遊びをする時には縄跳びを持って行っていくことにしました。見守りがてら数百回飛んでいれば、娘達にとっては縄跳びの動機付けになりますし、私にとっては運動になります(長男とサッカーの朝練をしていた時期もありましたが、もはや私では相手にならないのです)。ジムに行く時間も走りに行く時間も今はないので、日々のこういった待ち時間に運動を取り入れるしかないなと…!とにかく縄跳びはどこでも持って行って、例えば習い事の待ち時間等、ずっと飛んでいようと思います。案外待ち時間って1時間とか長いです。その時間ずっと立っていても寒いだけです。ベンチに座っていてもネットサーフィンをして終わってしまいます。縄跳びなら暖を取れますし、縄跳びしながらイヤホンをして動画を聴くことができれば一石三鳥です。すっかり自分は正月で太ってしまって、どこまで減量できるかわかりませんが、なんとか長女の卒園式そして入学式までに減量したく思います…!

2023年、どのような年にするのか決めるのは自分です。そしてそんな自分を創り上げるものは習慣です。叶えたい自分を全て日々の習慣に取り入れて、たった50週間後、今年は躍進した、素晴らしい一年だったと思えるような一年を過ごしていきたく思います。