25話「お金と仕事の関係補足説明 その7」

今回も引き続き、経営者向けに書いた内容を補足説明したいと思います。

◆ 仕事が出来る人には仕事が集まる。何故か?その理由を研究する。

出来る人のマネをする事がコツです。マネて、その後自分流にアレンジする。事業も同じです。マネが大切。人を良く見ることです。

◆ 経営者は体調管理に注意をする。時には寝る勇気も必要である。自分の体は自分で守る。

これは非常に重要です。経営者にとっては、ストレスやプレッシャーは当たり前です。なかなか眠れない日もあります。しかし、体調管理をしないと体を壊します。年齢で体調管理の仕方も変わります。食生活にも注意する。究極は、起きる時間と寝る時間をあまり変動させない。適度な運動やストレス発散法を見つける。酒や異性等に溺れないことです。お客様からあまり連絡が来ない時間に仕事をする、例えば朝早く仕事をする。良いリズムを作りそれを習慣化する。

◆ 目標は、達成出来るか出来ないかだ。その結果の理由を考えよ。

◆ 儲かる話は、他人からは絶対に無いと思え。儲かる話は、経営者(自分)が考えよ!

◆自分(会社)のブランド作りをすること。ブランディングが大切だ。

事業計画を作り、予算と実績を分析する。何故上手くいったのか?何故失敗したのか?を考える。何か理由があるはずです。美味しい話は、他人からありません。自分で考え行動し儲ける事です。「儲かる話は、他人からは絶対に無いと思え。」を守れば、詐欺にあうことも少なくなります。儲かる話は、自分が考え実行する事です。他力本願はしない。

あなたの会社は、何が一番強いですか?
ランチェスター戦略を勉強すると中小企業の経営のヒントとなります。竹田 陽一先生の本を読むと良いでしょう。

ランチェスター戦略とは、簡単にまとめると

1.商品対策
競争力があり強い商品作りに経営資源を投入する。市場規模が小さく商品の種類は少なくする。

2.営業地域
会社から近く、自社のお客様が多い地域に力を入れ、地域ナンバーワンを狙う。営業範囲は狭くする。ネット販売には関係ない話ですが。

3.営業対策
新しいお客様の獲得を考える。なるべくお客様と直接的に接触する販売方法を考える。飲食業は、立地条件も大切。

4.顧客維持
一度取引したお客様を維持する、リピートを考える。お客様名簿を作成する。

5.資金戦略
限りある資金を強いものに集中して配分する。選択と集中をすべし。資金繰りに強い経営をする。

キーワードは、「差別化」「何かで1位」「一点集中」「接近戦」です。

◆ 経済が悪くても経済のせいにするな。政治のせいにするな。悪くなる予想をしたらそれに対応する自分を磨け。ある程度のお金、人脈、スキルを活かし対応出来る様に精進する。

事業には必ず浮き沈みがあります。納得いかない事もおきるでしょう。しかし、時間は皆に平等です。自分に与えられた時間を有効に使い、悔いのない経営をしてください。勇気、行動、強い信念、熱意、健康があれば、何とかなります。チャレンジを忘れないで、プレッシャーを楽しむ位になれれば、良いです。

専門用語もありますが、詳しく説明していないところもあります。本当は、補足説明はやめる予定でしたが、読者の皆様に、分かり易く伝えられればと思い補足説明をしました。少しでも良いヒントとなればと思います。私自身が子供へ送る手紙の一部を記載しました。皆様も子供への手紙を書いてみるのも良いと思います。いつも最後まで、読んで頂き、ありがとうございます!!