29話「有形資産と無形資産について」

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

去年からの続きで、資産には有形資産無形資産があります。


有形資産と無形資産


  • 有形資産
    会計上の有形固定資産と思って頂けると良いと思います。目に見える資産、かたちのある資産です。現金、建物、車、土地、株、時計等評価しやすいもの。税金が課税されやすいもの。
  • 無形資産
    ここでは、会計上資産計上出来ないものと思って頂けると良いと思います。目に見えない資産、かたちのない資産です。人間関係、信頼、友情、健康、経験、知識、スキル等評価しにくいもの。税金が課税されにくいもの。
    有形資産は、無形資産が出来てから増やすと良いです。

無形資産を大切にする。無形資産が有形資産をつくる流れを考える。有利不利で考えない事が注意です。

資産に対して国と税務署はどう考えるのか?

  1. 財政再建のためには国民負担は仕方ない
  2. 国民の資産は国のもの(ちょっと極論ですが)
  3. インフレを起こした方が借金(国債)は返済しやすい
  4. 課税しやすい資産のみ課税
  5. 税金はとりやすいところから徴収(サラリーマンから徴収)

預金封鎖の時に不利な10の資産

①現金、預金②金、銀、プラチナ、③不動産、④国債、社債、⑤株式、⑥投資信託、⑦暗号資産、⑧外貨預金、現物、⑨保険、⑩車、宝石

課税しやすい資産が多いです。金の保有の禁止も過去にありました。時価の算定がし易いものとなります。

課税出来ない10の資産

①正社員としての地位(従業員)、②顧客リスト、③人脈、信用、④ビジネスモデル、⑤コミュニティー、⑥健康、⑦才能、資格、⑧経験、知識、⑨ブランド、⑩販売可能なコンテンツ

課税しにくい資産が多い。有形資産を無形資産にどれだけ変えられるかも大切です。顧客リスト、人脈、ビジネスモデルがあれば、再起の可能性が高くなります。


コロナや戦争の時代で心掛けると良い事


  • 新しい時代を生き抜く覚悟を決める
  • 頭の中を入れ替える
  • 自分なりのシナリオを作る、最悪のシナリオを考える
  • プロジェクトに予算をつける
  • お金の工面をする
  • 食料の確保、電源の確保(蓄電池)(地震の対策)
  • 仕事のオンライン化
  • 家族で今後半年のシミュレーションをする
  • 物をキャッシュにする
  • 資産を分散する
  • 人脈を掘り起こす
  • 家族と繋がる
  • コミュニティーに参加する
  • 海外の経済政治動向を注視する
  • 引越しを考える

最後にまとめると

  • 預金封鎖は突然起きる。日本で起きる可能性は低いです。
  • 政府の最終手段は、預金封鎖と課税。
  • 資産の定義と正しい防衛法を理解する。(今、ゴールドは高いですが、全資産の1割位のゴールドを持っていると良いです。)
  • 課税出来ない資産を構築しておくと良い。
  • 自分に合った方法で資産を守る。

いつも最後まで、読んで頂き、ありがとうございます!!