産後の復職と子どもを抱えながらの在宅ワークについて

コロナ禍で産まれた我が家の三人目は生後57日目を迎えました。

この日から保育園等に預けて復職することができるようになりますが、生後57日目で本当に復職できるのか、また在宅ワークの所感についてお伝えします。


生後57日目で復職するにあたり考慮するポイント


実際のところ復職は可能です。考慮するポイントは、以下の3つあるかと思います。

①母体が回復しているか

母体に不安があるようであれば無理せず、復職は見送るべきです。

私自身は一人目の時は会陰切開による縫合跡が痛く、この時期ようやく円座クッションなしで座れるようになったくらいです。
二人目、三人目の今は平気ですが、一人目の時は母体を考慮すると復職は無理だったと思います。
今回も、まだ産前と同じ体力までは戻っていないです。
体力を取り戻せるよう、筋トレや運動を少しずつ取り入れています。

②生活リズムをコントロールできそうか

生後二ヶ月を迎える赤ちゃんは、飲むか寝ているかしかありませんが、まだ1~4時間単位での睡眠が続いている時期です。
深夜2~3時に起こされて、授乳ないしミルクを与え、寝かしつけて寝たと思ったら何度か起こされて、そのまま朝を迎えて出勤、なんてことも考えられます。

日中に自分が寝られる時間を設けて余力を残しておくか、1日の赤ちゃんのスケジュールをパートナーと話し合い、互いに協力し合えるよう準備しておきましょう。

完母(完全母乳)の場合は、預かってもらう日中は胸が張り過ぎて、かなり痛くなることもあります。
ご自身で搾乳できるようにしておくか、日中はミルクにしておいて、日中飲まれなくても大丈夫なよう準備しておくと良いでしょう。
私は、今でこそ三人目だからか完母で8時間空いても大丈夫になりましたが、一人目・二人目の時は、そんなに空くと胸が岩のように張ってしまい、とにかく痛くて大変でした。

今は、年長年少である上の子二人が中心の生活で、コロナ禍で四六時中家にいる彼らがとにかく騒がしく、赤ちゃんにとって体力を消耗しやすい環境だからか、夜はぐっすり長時間寝てくれます。

三人目にしてやっと生活リズムをコントロールできるようになってきたように思います。

③バッファのある復職か

生後57日以降、赤ちゃんはどんどん成長していきます。

今はない夜泣きも始まります。
赤ちゃんの生活リズムはどんどん変化していくので、余力を残した仕事量としておき、ご自身が休める時間をしっかり確保するようにしておくと良いです。

一度復職してしまうと、その環境に早く慣れようと時間と労力を使ってしまい、自分を追い込んでしまうからです。
復職前に自分一人の時間を作り、例えば美容院や骨盤矯正など、時間を自分のためだけに使って、自分にたっぷりご褒美を与えて休ませてあげましょう。
復職に向けて事前に情報収集する時間に充てても良いでしょう。


そんな早くから預けて良いのか悩まれる方もいらっしゃるかもしれませんが、この時期は首も座っておらず寝返りもできず、ママやパパでないとダメといった意思はありません。
赤ちゃんへの預かられることによる負担は最も少ない時期だと思います。

しかし、保育園に登園させることで、何かしらの病気にかかるリスクは家にいるよりも高くなるため、ベビーシッターにお願いするという手もあります。

キッズラインでは、コロナによる休園・登園自粛を受けて、個人事業主・フリーランスも内閣府助成の対象にするとの発表がありました。

個人事業主も内閣府シッター補助が最大26万4,000円まで(非課税措置)


未就園児が3人いる在宅ワークの現実


今は、このコラムだけを生業としておりますが、コロナ禍により未就園児が3人丸一日家におりますので、日中就労できる機会は正直ゼロです。

赤ちゃんが寝ていて、上の子二人がテレビに夢中になっていれば可能ですが、それもせいぜい30分間が限度です。
日中に体力を温存できていれば、深夜早朝に2~3時間就労できますが、疲れ切って全くできない日もあります。

ということで、復職とはいえど、バッファを残した状態で考えても、今はこのコラム執筆が限界かなという印象です。

来週6月から、ようやく上の子二人の幼稚園が再開されますので、といっても一人は分散登園だったり午前保育で帰ってきますが、今よりも日中就労にかけられる時間は1~2時間増えます。
ですが、赤ちゃんもおりますし、幼稚園の係や習い事の再開などやることも増えますし、またすぐ夏休みを迎えるので、結局今とそんなにバッファは変わらないかなとも。

本当はもう少し就労したい気持ちはあるので、日中の空き時間で運動して自分自身の体力を取り戻して行きながら、復職に向けて準備していこうと思います。