30話「吉田潤喜さんの話を聞いて感じたこと」

今回は、吉田 潤喜さんから教わったことを纏めたいと思います。詳しくは、吉田さん著の「人生、金儲けやない、人儲けや!」を読んでみてください。

吉田さんは、アメリカでヨシダソースを作った人です。実は、イチローさんよりも先に有名になっています。

4歳の時に、右目を失明。中学高校は、喧嘩に明け暮れ京都弁の「ごんたくれ」と言われたが、負けず嫌いで、空手を習う。高校卒業後、大学受験に失敗したが、アメリカで勝負したいと思い、19歳で単身渡米する。その後、ヨシダソースを生産販売してアメリカンドリームの体現者となる。

セミナーを受講して受けた印象は、「人の痛みの分かる熱意ある経営者」でした。

  • 見栄に注意しなさい。(高級車を買わないエピソード)
  • 決断は、10秒でする。
  • ピンチに立たされてもふと隣を見ればそこに別の扉がある。
    目の前の事ばかりを気にせず、ふと横を見て新しい道を見つけて新たな行動をする。

書籍では、

  • 思考のエネルギー
    自分の夢や願望を口に出し、夢が明確になったら、次はそれを「絶対に叶える」と自分に叩き込む。だんだんと脳にある思考のエネルギーが体に行き渡たるまでやる。
            
  • パッションのエネルギー
    死ぬほどの情熱がありますか?
    勝負に勝つ為には100%のパッションが必要。仮に1%足りなかったということは、一つの逃げを作ったということである。出来ない理由、やらない理由を考え出したらいくらでもある。だが、そこに逃げ込まないこと。人生も商売も死ぬほどの思いがパッション100%を作る。
          
  • 行動のエネルギー
    どんなに大きな夢があっても、行動をしなければ何も始まらない。いつまでもグズグズ考えていても時間の無駄である。「10秒の決断」。
    行動したら60%成功。残り40%の内20%は運、あとの20%はパッションによって決まる。死ぬほどのパッションを持って行動すれば、運が変わる。運というのは、パッションによって決まる。
          
  • アトラクションの法則
    「人をどれだけ巻き込めるか」。
    人は、死ぬ物狂いでやっている人を見るといつの間にか自分も一緒にやっている。気がついたらひとり、ふたりと人数が増えていく。人をどれだけ巻き込めるか。
          
  • プロジェクトに惚れるな
    新しいプロジェクトを起こし、それを軌道に乗せるには、死に物狂いのパッションが必要だ。しかし、「パッション」と「惚れること」は違う。プロジェクトに惚れると冷静な判断が出来なくなるから、気を付けなければならない。
          
  • 採用時の3つのポイント
    • 見栄を張らない人
    • 嘘をつかない人
    • 人の嫌がることをしない人
             
  • 金儲けではなく人儲け
    人儲けとは、自分を売る事。人儲けと人脈は別のもの。異業種交流会等の表面的で打算がある付き合いから相手の人間性に惚れ本当の人脈を作れるのかを考える。
        
  • 人生は、ブーメラン
    吉田さんは、たくさんの恩を受けてきた。だから、人生をかけて恩返しをしていこうと仰っています。何かやろうとしている人の為に力を貸す、困っている人を助ける。自分がしたことは、必ず返ってくる。だから、自分を認めてもらいたかったら、まず人を認める。褒めて欲しかったら、人を褒める。

最近読んだ本で、特に心に響く内容でした。詳しい内容は、是非、本を読んで見てください。

それでは。良い一日を!!