隙間時間の積み重ね/なりたい自分になる


家族全員で胃腸炎に


1歳7ヶ月の次女が手足口病になり、その翌週には主人がノロウイルスになり、続いて長男、次女、長女と私と、家族全員で胃腸炎になりました。

主人は、最初は二日酔いだと思って寝ておりましたが、体調がどんどん悪くなり、発熱し、嘔吐が止まらず、水を飲んでも吐くようになってしまい、顔色はどんどん悪くなり、意識朦朧となり、またファストドクターに来ていただきました。電話相談してから1時間以内に自宅で往診に来ていただけるというのは、本当に心強いです。食中毒による脱水症状であることがわかり、看護師さんに来ていただき点滴していただいたところ、すぐに顔色は戻り、事なきを得ました。しかし長男にも移り、丸一日絶食状態、三日間学校をお休みしました。その翌週は次女が胃腸炎になり、丸一日吐き続けました。長女も深夜にいきなり大量に嘔吐。布団の洗濯と家中の清掃と除菌に追われているうちに、私も罹患してしまいました。

幸い全員2〜3日で回復し、今は元気に過ごしております。


隙間時間の積み重ねが明日の自分を助ける


主人のノロウイルスは外で食べた生牡蠣が原因であることがわかりましたが、次女の胃腸炎は家が汚部屋だったことが原因の1つ。毎日隙間時間を使って、意識的に家事に取り組むようにしました。

これまでは、隙間時間があったら自分を休ませることに使っていました。カフェオレを飲んだり、コンビニスイーツを食べたり、お昼寝したり。というのも、日中は子供達の育児に追われ、夜は授乳でとにかく疲れているからです。でも、何度も何度も自分に言い聞かせているのですが、甘い物を食べても疲れは取れません眠くなったりだるくなったり、太ったり浮腫んだり、シミが増えたり、体に良くないことばかり。お洒落なカフェの最新のコーヒーを飲んだって、映えて、気持ちはその瞬間上がっても、部屋は1ミリも片付かないし、明日の自分の助けにならないんです。だったら、その隙間時間を使って、毎日1分でも1アクションでも家事を前倒しでやっておくその積み重ねが、ものすごい助けになることにようやく気が付きました。


家事は中断する前提で1アクション


家事は、子供達が「ママー」と言ってきたら中断します。空いたらまた続きをします。中断しない時もありますが、中断する前提で取り組みます目についた家事を1アクションだけやる。散らかったなと思ったら持てる分だけ片付ける。ゴミ箱溜まったなと思ったらまとめる。ご飯炊かなきゃと思ったら炊飯器を洗う。本当はお米を洗ってスイッチを入れるところまでやりたいですが、自分が満足できるところまでやれたらラッキー。連続でやろうとせずに1アクション。この積み重ねで、家事が思った以上に進み、片付いた状態を続けられるようになりつつあります。子供の習い事の送迎での待ち時間は、次女を散歩させるだけでなく、車内を掃除したり、このコラムを書いたり、予定を整理したりして、隙間時間で2つでも3つでも並行して進めています。

三人育児と仕事をしながら家事をやり尽くすことは、不可能だと開き直って諦めていたのです。でも、隙間時間に10のうち2でも3でもやれることだけやっておけば、自分の負担が減り、子供達と余裕を持って遊ぶこともでき、家族がご機嫌に過ごすことができます。そして朝起きた時、キッチンがリセットされていたら、テーブルやリビングが片付いていたら、自分も朝食の支度が気持ち良くできるのです。カフェオレを飲みたくなったら水、スイーツに手が伸びそうだったらナッツにして、飲みながら食べながら家事を1アクション重ねております。家の散乱具合は大分マシになったように思います。


子供達を変えようとする前になりたい自分になる


あとは、着圧スパッツを履いて、食べ過ぎないように自制するようにしました。胃腸炎で体重は運良く(?)3kg減り、今は2kg減った状態をキープしています。理想体重は今より1〜2kg減なので、もうすぐ目標に到達です。自分の体重がより理想に近づいているというだけで日々のモチベーションが上がります。ということで、ここ数年Instagramでも話題になり続けているグラマラスパッツを購入して、お風呂以外はずーっと履くようにしています。裏ボアタイプも発売されているので、こちらも購入しようか迷っています。これのお陰で、私は先程のカフェオレ、コンビニスイーツに限らず菓子パンがとにかく大好きなのですが、そこまで手が伸びなくなりました。

そして、子供達が遊んでいる時は、できる限り中に入るようにしています一年生の長男は友達との遊びに夢中ですが、サッカーの自主練をする時は、入れる時は一緒に入ります。私はもう長男より全然下手で相手にはなりませんが、主人はよく長男とサッカーの朝練をしていて、とても良い運動になるそうです。私も次女が卒乳してもっと手を離れたら、一緒に運動するようにしたいと思います。

子供と体を使った遊びは、子供にとってはもちろんですが、大人にとっても、心身共にかなり良い影響をもたらしてくれると、元体操のおにいさんだった佐藤弘道さんが論文を発表しておりました。本当はジムに行ったりランニングする時間を設けたいところですが、そんな時間はないので、子供達と遊べば良いのです。ぽーっと見ていたり、保護者同士の話に夢中だったり、携帯を見たりしている保護者の方が大半かもしれませんが、そういう憩いの時間も大事ですが、もったいないです。一緒になって遊びましょう。危ない、やめさなさい、帰るよ、もう終わりだよと注意する前に、一緒に中に入って遊ぶのです。遊べば大抵言うことは聞いてくれます。子供達は、遊びの中で何が危険か、そしてルール守ることを学んでいきます。今日も10kgの次女を抱えながら、長女と鬼ごっこをしました。外ではそんな遊びをしていますが、家ではUNOやゲーム、ごっこ遊び、YouTubeや Netflixに夢中です。

子供達の育児については悩むことばかりですが、彼らを変えようとするのではなく、自分が変わる荒れているなと思ったら、たくさん話を聴いてたくさん遊ぶ。それだけで子供達はすっごく嬉しくてすっごくご機嫌になります。自分がフリーランスを選んだのは、家族との時間を何より最優先にしたかったから何かトラブルがあった時は初心に立ち返り、たくさん話してたくさん遊ぼうと思います。

育児7年目、とうとう会社員としてフル稼働していた期間を超えてしまいました。まだまだ手探りですが、家族全員が楽しく元気に過ごせるよう、クリスマス目掛けて頑張っていこうと思います。

Memo
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